上野千鶴子「おひとりさま」が日本を滅ぼすのか?三年前、彼女の名前さえ知らなかった。彼女の発言とそれに対する批評を読むと、日本の社会を壊す極左フェミニズムの代表格のようだ。非常に評判が悪い。日本のフェミニストといえば田嶋陽子さんが思い浮かぶが、彼女は毒舌を売りにしているTVタレントでどこか愛嬌があるからまだいい。しかし、上野千鶴子の言い草にはほとんど同意できない。口を開けば男の悪口、よほど男に恨みがあるのだろうと某保守言論人は分析する。「おひとりさま」の教祖とまで言われているそうだが、遺産相続をしたことで「結婚していた」ことがバレた。トンデモナイ教祖である。
伊藤貫氏の番組に「拝米主義が日本を滅ぼす」という趣旨の動画があった。それも大きな問題だが、核保有の独裁国家(中露北)の脅威、習近平の覇権主義、中韓の反日教育、腐った自民党と超媚中の公明党、岸田文雄の悪政(LGBT利権法、増税、PBザイム真理教、移民政策など)、反日左翼の横暴、反日メディアの偏向報道など日本社会を壊し滅びの道に向かわせる危険な動きが多すぎる。
加えて、唯一の同盟国であるアメリカも信じられないとなると、日本の将来は暗い。だが、それが現実だと認識し、日本を護らないといけない。何もできないと諦めるのではなく、先ず関心を持って、選挙権を行使することから始める。投票率40%以下は異常である。日本がどうなってもいいのか?
国民の無関心が国を滅ぼす
「おひとりさま」は守るべき、守りたい家族がいないから無関心になるのか?そんなことは無い。自分がこの世に生まれ、日本で育ち、生きてこれたのは先祖が、この日本という国を残してくれたからだ。そこに感謝の心があるなら、この日本を後世に残したいと思うのが、真っ当な日本人である。恥を知り感謝するのが日本の文化である。
伊藤貫氏は自民党の山谷えり子議員の弟で、対米生活30年の国際政治アナリスト。古典的自由主義者で、核武装論者で、保守派であるが、日本の親米(排米)保守には批判的である。DSに言及することが多く、日本の保守派からは陰謀論者として煙たがれる面がある。その意味では、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏や元幸福実現党の及川幸久氏に通じるところがある。しかし、よくよく調べると伊藤貫氏はアメリカ在住者として米国政治事情に詳しく、DSとはなにか、誰かについて具体的に話している。トランプとロバートケネディJrは「アメリカを支配しているのはDSだ」と確信している。CIAとFBIとペンタゴンが暗躍するのは「陰謀論」ではない。事実である、と言い切る。彼の主張を学ぶ価値がある。
〔参考図書〕
- 1992 Defence Planning Guidancs
- War and Politics 1974 Bernard Brodie
- The Meaning of the Nuclear Revolution 1990 Robert Jervis
- The Spread of Nuclear Weapons
Who Are We?: The Challenges to America's National Identity | Huntington, Samuel P. 初版2004 🎦ハンチントンの予言
アメリカの外交の失敗と価値判断の失敗により、21世紀のアメリカは以下のようになると予言した。これは当時の国際政治の「専門家」たちの主張を否定する見解だったため、学会から締め出される結果となった。それから20年後の今、ハンチントン教授が指摘したようになっている。
- アメリカの覇権体制が崩壊する(保守化)
- 国内で人種対立が激化する(多様性敗北)
- アイデンティティの喪失(不安定化)
- アメリカの弱体化、中国の台頭
- 東アジアから撤退、日本は中国の属国に
新任中国大使「日本が言うことを聞かないなら、火の海にするぞ!」と恫喝した。火の海にするというのは、核ミサイルを撃ち込むぞ!ということである。一年後、また「火の海にするぞ」と日本を脅した。岸田文雄も上川外務大臣も事なかれ主義で言い返すことさえできない腰抜け外交で情けない。これがいかに危険なことかをほとんどの日本人は認識していないだろう。