3/19/2006

ユーザ名とハンドル名とプロフィール名

Chiacchieraという名前は、このBlogspotで使われていた。ニューヨーク在住のGraphic designerで、昨年7月に開設。はじめての小説 Transmutation, A novel about Eternal Love を出版したという記事(2005-11-16)が最新である。

プロフィールの編集で、ユーザ名をChiacchieraに変更しようとしたら「使えません」と知らされた。それで分かったのだが、プロフィールでの「ユーザ名」は一意で、論理的にひとつしか存在しないURL名に使われている。公開プロフィールで「NAME」として表示されるのは「ハンドル名」である。記事投稿・編集のときログインするときの名前はハンドル名でなくユーザ名である。

しかし、ユーザ名でログインしたあと同じ名前で別のブログサイトが作成できる。そのときのURL名はどうなるのかな?とにかく混乱しており、いまだに確信がもてない。

Chiacchiera

この単語の読み方と意味が分かりますか? 電車の中で、あるレストランの広告で知った。

イタリア語で「おしゃべり」「むだ話」の意味だそうだ。イタリア語はまったく分からない。辞書もないのでインターネットで検索したら、日本語のページ214件、Web全体で478,000件だった。

「これは使える!」と思った。無料のメルアドや会員、ブログなどでかならず必要になるのが「ユーザ名」あるいは「会員名」、「ニックネーム」、「ハンドル名」、「愛称」などと業者によって呼び方は異なるが、業界用語でいう一意の「識別名Identifier」である。匿名社会での名前である。昔はわりと好きな名前をつけられたが、インターネット人口が10億人ともなると使われていない名前を探すのが大変である。

最近よく使っている日記サイトでもまだ使われていないだろう・・・と思ったが、すでに使われていた。モスクワの20歳の学生である。あまり書きこみはなく、最新の日記は2月13日で、
 "порталу Колёса.ру на постоянную работу трубуется web-разработчик"
と実に簡潔!!!

ほかのサイトに較べると利用者にロシア人が多い。開発者たちの中にロシア人が多いのが理由であろうか。私が気に入っている投稿用の個人出版ツールの開発者もロシア人である。

ともあれ、ありふれたJohnよりChiaccieraの方が希少価値があるので、このサイトのユーザ名にした。