6/23/2021

治験データベース

治験のことを英語でClinical Trialsという。世界最大級の臨床試験登録サイトが米国政府のClinicalTrials.govで、2000年2月に開設された。国立公衆衛生研究所 (NIH)と医薬食品局 (FDA) が共同で、現在行われている治験及び臨床研究に関する情報を、国立医学図書館 (NLM) を通じて提供している。

その後、FDAに医薬品を申請するために該当する臨床試験を事前登録することが義務化され、2009年には日本を含む172か国で実施された76,000件以上の試験が登録されている。すべて公開され、だれでも参照できる。

ここにファイザーやモデルナなどの新型コロナワクチンの治験情報が登録されている。ファイザーmRNAの治験が完了するのは2年先である。本来は、この治験の結果から、新薬販売の可否が決められる。

日本では下記四つの登録機関が協力した体制JPRN(Japan Primary Registries Network)が、2018年にWHOに認められた。組織横断的には、国立保健医療科学院のポータルサイト(URL:http://rctportal.niph.go.jp/)が運営されている。ただし、フリーキーワード検索はGoogle検索そのものなので意味がない。厚労省サイトを見ても米国ファイザー社の報告を他人事のように引用しているだけである。


お為ごかし

人のためにするように見せて実は自分の利益を図ること。欺瞞 deception の意味である。

藤井教授作成 2021-06-12

感染拡大映画を観ながら自粛している。
科学的根拠に基づいた判断基準(サーモスタット)がない。
「分科会の意見を聞いて…」の言い訳ばかりだ。
実効再生産数 - まだ誰もその免疫を持っていない集団の中で、 1人の感染者が次に平均で何人に移すかを表した指標 
⇒感染爆発は起きていない!

貧困とうつ病と自殺を招いている。

アメリカもフランスも国民のために所得補償をしている。日本は国民に犠牲ばかり強いている。自粛要請ばかりで無為無策だ。

永田町界隈の常識は、東京五輪を何が何でもやり、秋の僧戦況を有利に展開し、次の三年の総理をやりたいという自分の利益のためにやっているだけだという。