塩野義製薬は、昨年4月から国の補助金400億円を得てワクチンを開発。日本人214人を対象に臨床試験中。年内に3000万人分を製造する計画。
ファイザーなど米国製ワクチンは、これまでヒトへのワクチン接種に用いられたことのない技術で作られたmRNAを筋肉注射する。これが体内でヒトの細胞を使ってスパイクたんぱく質を作る。マイナス70度の超低温で保存する必要があり流通が困難。
これに対し、塩野義製薬は実積のある伝統的な手法(組み換えタンパク質)で開発したスパイクたんぱく質を筋肉注射する。 ファイザーmRNAと違って冷蔵庫で保存できる。
〔参照資料〕
- 👁️🗨️塩野義製薬 新型コロナ ワクチン
- 塩野義製薬・手代木社長 新型コロナワクチンは年内供給 2021/05/11
- 塩野義、年内にワクチン「3千万人分」量産へ - 読売新聞 2021/06/10