ZOZO創業者の前澤友作氏の現金配布企画に詐欺師が便乗する事件が6月末に発生。被害額は1000万円を超えるとみられる。ITmedia NEWS 2020/8/11
現金をばらまく前澤という男がいるために便乗詐欺が誘発されている。腹立たしい話である。
これに関連したニュースをいくつかリストアップした。
- 元ZOZO前澤氏の「お金配り」に参加したつもりが……Facebookで起こっている詐欺に注意 Internet watch 2021年2月26日
- 前澤友作氏「絶対に詐欺のできないお金配りの場を」日刊スポーツ 2020年11月15日
- 前澤友作氏の「お金配り」で狙われるフォロワー 詐欺師にとっては“カモリスト”か
- 前澤友作騙るFacebookメッセージ「現金プレゼント通知」は詐欺!
実際に、私にもFacebookで、Yusaku-Maezawa Zozotown(前澤さん)から友だち申請があった。詐欺行為の実態を把握するために、これを承認した。以下にスクリーンショットを貼り付ける。
典型的な成りすまし詐欺だが、実際に「現金をばらまいている」前澤友作だから、その発信内容を信じてしまう人がいる。本物の前澤友作はfacebookアカウントを持っていないと知っていれば、すぐ詐欺師だと分かるのだが。
詐欺に遭わないためには、心当たりのない人からの友達申請は承認しない、即削除するのが賢明である。不審な人物は他にも害を及ぼすかもしれない。詐欺師を一人でも追い出すために各人ができるのは、facebookに通報することである。
匿名で通報出来るようになっているので、逆恨みの報復を受ける心配がない。例えば「同じ名前、写真が使われている」時は成りすましの可能性があると判断して、facebookに通報(調査依頼)すると、調査結果が返信される。
下記は、前澤友作の成りすましかもしれないと通報した結果である。
通報がなくても、ロボット(AIソフト)が巡回して常時監視している。おなじ名前、写真を使った重複アカウントを持っている人は要注意である。重複アカウントや匿名は規約違反なので、見つかると有無を言わさず追い出される。
別の名前や写真、職歴でアカウントを作っても、同じパソコン、同じスマホ、同じIP接続(固定、Wi-Fi)を使っていると特定される。犯罪行為の摘発は、プライバシー保護より優先される。
余談だが、木村花さん自死を契機に、同じ悲劇が繰り返されないように法改正があり、今まで以上に迅速に匿名者を特定できるようになった。