強靭な自由意志(free will)が、皇室の伝統を凌駕した歴史的事件が起きた!大袈裟に聞こえるかもしれないが、それほど重い出来事である。皇統が女系(母系)ではなく、男系(父系)でなければならなかったということが分かる事例にもなった。また、学業期の教育が人間の思想形成に大きな影響を与えるものだという根拠にもなるかもしれない。なぜ学習院ではなく、国際基督教大学だったのか?なぜそれが許容されたのか?英王室の皇女が仏教大学やイスラム教大学に行くようなものである。そういう発想すらない日本人なのか?悠仁親王(皇位継承順位2位)も歴史上初めてお茶の水女子大学附属小学校、中学校である。帝王学教育は不要だということか?皇室にも自由意思があるという時代を象徴している。青山繁晴議員が指摘するように、将来悠仁親王が皇位継承を辞退することもありうる。「日本の尊厳と国益を護る会」の想いと主張が正しい方向にあると信じる。中国共産党の思い通りになってはいけない。
テレビはどこもかしこも小室眞子さん結婚をネタに井戸端会議に湧いた。皇族であるがゆえの騒ぎで、幸か不幸かを云々することではない。出自が一般家庭ならば、小室圭母子に対する批判や心配があったとしても、近親者や友人には祝福されて、普通に結婚式を挙げたかもしれない。
眞子さんは皇族に生まれた宿命を背負った人生を送る。金持ちに生まれても貧乏に生まれても片親に生まれても、それが宿命であることに変わりはない。それを受け入れるしかない。その上で自らの立場、他者の意見や感情を鑑みて、自ら選択して生きていく。
皇室を尊敬する国民の立場からは、小室母子が天皇の家族としてふさわしいかどうかを見る。不祥事があれば国民の視線に晒され非難される。
眞子内親王はその宿命から、普通の国民が持つ権利(言論の自由や選挙権など)が制限される。自由恋愛も制約があるが、それは一般人でも同じである。家族の意向とか社会的良識を勘案するのは当然である。皇族だからという甘えとか傲慢さかあってはならない。「言論の自由」という権利を持った国民(とくにマスコミ)の矛先が向かうと厄介である。
眞子内親王(今日から"眞子さん"になった)は、結婚相手の不祥事を問い質す国民の声に答えることなく、結果として自らの意思を通した。「愛を貫いた」と褒める人がいれば、「皇室を危うくするワガママだ」と批判する人もいる。
時あたかも衆議院選挙のまっただなか。経済・外交・安全保障という国難が議論されず、夫婦別姓とかLGBT法案についてマスコミや野党が騒ぐ。選択制夫婦別姓を主張する山口那津男、枝野幸男、福島瑞穂といった議員は、国家観を持たず日本の優れた家族・戸籍制度、ひいては世界に類を見ない皇統を壊そうとしている。
彼らは日本を貶める"反日日本人"である。言い過ぎた言葉かも知れないが、慰安婦問題の捏造記事を書いた元朝日新聞記者が「反日日本人」と呼ばれて名誉毀損で訴えたが認められず、最高裁判所でも敗訴した。
"従軍"慰安婦も、戦時徴用工も、靖国参拝問題も、元はと言えば朝日新聞(毎日新聞、東京新聞も追随)の誤報や捏造から始まった。これを助長した福島瑞穂たちは、「反日日本人」と言われて当然であろう。
情けないことに立憲民主党の党首も、今回の選挙ではあからさまに共産党と手を組んで、政権交代後は共産党が「閣外協力」をすると約束した。恐ろしいことになった。悪夢の民主党政権を思い出す人が多く、麻生氏は選挙応援演説で「立憲共産党」と呼んで批判した。
話が逸れたようだが、これらの事象の全てに中国・韓国問題が絡んでいる。もっと言えば、その裏には中国共産党の浸透工作がある!戦後GHQが仕組んだWGIP政策の結果だという言論人もいる。
「そんな馬鹿な!」と一蹴する人もいるだろう。ほとんどの一般人は信じないと思う。数ヶ月前までの私もそうだった。新型コロナ騒動にはじまり総裁選を通じて、旧メディア(偏向報道)とネットの個人(言論人、専門家、学者、一般人)の声(SNS、動画など)を聴いて読めば読むほど、スパイの暗躍(浸透工作)が真実味を帯びてくる。
この浸透工作にいち早く気づき、国として対策を実行したのが、トランプ政権だった。中国製スマホfuawei締め出し、孔子学院閉鎖、スパイ摘発、情報セキュリティ強化などである。
アメリカ国内だけの問題ではなく、日本にも関係する。浸透工作をする反日活動家が蠢き、連邦政府へのロビー活動もしている。中国系韓国系だけでなく日系アメリカ人もいることに驚いた。