2/19/2024

イスラム世界の見方

昨年10月7日に起きたハマスのテロとイスラエルの報復が世界を震撼させる紛争に発展し、日本でも論争が起きている。いや論争ではなく、日本の従来からのイスラム学会、大学教授、TVコメンテーターたち(自称専門家)と意見が異なる飯山陽氏へのXでの攻撃が過熱化したと言うのが正しい。

攻撃の急先鋒が、東大I教授、東外大S教授、早大A教授たちである。彼らのX(旧ツイッター)での書き込みを読めば、いかに下劣かつ卑劣で、一方的な攻撃かが分かる。意見が違うなら、議論すれば良い。イスラム専門家だと言うなら、アラビア語で議論すべきだろう。そうしないとイスラム(教義、思想、文化)の本質は理解できない。言語は文化の器だから。

私は素人だが、飯山陽氏の主張がおかしい、間違っているとは思わなかった。イスラム出身の友人や米国での部下だった人から聞いていることや欧米の英字ニュースなどから理解していることと大体一致しているから違和感がない。ただ、地上波や新聞など旧メディアは見ないので比較は出来ないが、他の言論人(島田洋一名誉教授や長谷川幸洋ジャーナリストなど)のコメントを見たり聞いたりしている限りでは、旧メディアの報道内容が明らかにおかしい(間違っている)と思う。


 
中田考 @HASSANKONAKATA という人がXで「飯山陽氏は学界の総体から相手にされていない。松山洋平の書評を読め」といった発言をしていた。おかしなことをいう人だと思って下記のようにコメントした。

「学界の総体から相手にされていない」というのは正しくない。飯山陽氏が、学界の総体を相手にしていない!学界の総体(自称専門家やTV出演者、御用学者たち)の一部(東大池谷とか東外大篠田とか)が、意見の違う飯山陽氏を口汚く攻撃しているというのが正しい。その事は当事者たちのX書き込みで明らか。

数分後に池谷ではなく池内だと気づいて訂正しようと思ってXに戻ったら、中田考さんが速攻でブロックしていた。私のコメントが気に入らず他の人からも隠したかったのだと理解した。異論に耳を塞ぐ人は信用出来ない。飯山陽氏に異論を唱えられるのを心良しとしていないのか?学者でも研究者でもないな。

※中田考 https://g.co/kgs/5iTuat8 をざっと調べた。東大イスラム学科卒で、イスラム関連の本も書いているようだ。売れ筋ランキングでは飯山陽氏の本に及ばない。池内恵教授と同類なのかもしれない。根拠もなしに飯山陽氏を貶めようとする悪意の書き込みだと思った。

飯山陽氏の著書

  • イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相 (扶桑社新書) 
  • ハマス・パレスチナ・イスラエル-ーメディアが隠す事実 (扶桑社新書)
  • 日本の国際報道はウソだらけ(島田洋一名誉教授と共著)
  • 中東問題再考 (扶桑社新書)
  • イスラム教の論理 (新潮新書)
  • エジプトの空の下
  • イスラム2.0: SNSが変えた1400年の宗教観 (河出新書)〜法学者よりもGoogle先生の時代
  • 騙されないための中東入門(高山正之共著)
  • 愚か者! (WAC BUNKO B 382)

イスラム関係図書

  • 大高未貴  ISISイスラム国 残虐支配の真実
  • マイケル・ワイス 他2名 イスラム国――グローバル・ジハード「国家」の進化と拡大
  • カレン・アームストロング 他1名
  • イスラームの歴史 - 1400年の軌跡 (中公新書)
  • 中田 考  イスラームから見た西洋哲学 (河出新書)
  • 池上 彰  知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版  (間違った認識が多い!)

オスマン帝国

 オスマン家出身の君主を戴く多民族帝国 (1299-1922)
オスマン朝マフムト2世の署名。「アブデュルハミトの息子マフムト・ハン、永遠の勝利者」と読める。