昔日本社会に違和感を抱いたひとつに「女性専用車」とか「レディースランチ」とかいう女性優遇策がある。前者は混雑車内でのチカン防止策として機能したのだろう。その一方で、電車の中では両手を上に挙げて乗ろうという男性たちを描いたドラマがあった。チカンの冤罪を被せられないためだ。実際に冤罪事件があった。
男と女の分断を謀る愚かなことだとの批判もある。何かと言うと「差別だ!」と糾弾する左翼活動家、左翼弁護士、フェミニストたちは、女性専用車は差別だといって騒がない。日本男子たちも黙して語らず... 違和感を抱いたのは私だけかもしれない。
いま小田急新宿行特急に乗っている。最後部に乗り座ると、目の前の窓に「女性専用車」と貼ってあった。周りを見ると確かに女性ばかりだ。思わずスマホで調べた。平日9時半以降は「女性専用解除」になる。09:57発だったから男が乗っても問題なしだ。
時あたかも政治の世界では「LGBT法案」を強行採決しようとしている。「反対・慎重 18人」に対し「賛成 10」にもかかわらずだ!ネットでは猛反対の声が渦巻いている。百田尚樹氏「稲田・新藤・古屋は裏切り者」「世紀の悪法」と言って怒っている。
この法案が通れば、新たな公金チューチューの利権の仕組みができ、左翼活動家たち(社団法人/NPO/NGO)に資金(税金)が流れ、議員、官僚、弁護士が利権を得る。それも大問題だが、何も知らない一般女性が差別され、困ったことになる。すでに欧米では事件が起こり、社会問題になっている。
「私は女です!」と主張する生物学的な男が「女性専用車」に堂々と乗るのを「ダメだ」と言ったら、差別だ!と糾弾される...そんな馬鹿なことがあってはならない。それよりも、男が、「私は女だ」と言って、女性トイレや女湯に入るとかどうなるのか?稲田議員は「そんなことは起こらない」というが、現実に起きて社会問題になっている。
日本社会が歪んでいると実感するのは、こうした問題が新聞テレビでは報道されないことである。朝日東京毎日は一切報道しない。救われるのは、産経、Hanada、WiLL、正論が事実を伝えていることだ。ネット界では正しい情報も拡散され、そうした情報に日常的に接していれば、何が事実で何が問題かの判断ができる。 今回ばかりは読売新聞も「LGBT法案反対」の社説を書き、保守言論人たちは同社を見直した。