3/22/2022

ポリコレ Political correctness

「これって差別?怒られるかな?」ポリコレの正体

ジェンダー、LGBT、人種などを差別してはいけないと主張することは政治的に正しい。だれも反対できない。しかし、これが行き過ぎると社会が歪み、混乱をもたらす。

とくに左翼活動家がこれを盾(根城、金科玉条、錦の御旗)にして恣意的に社会を歪めようとする。共産党は戦略的にこれを利用して浸透工作を行う。

これまではアメリカなど海外での話が中心だったが、アメリカカブレの日本にも浸透してきた。放置すると危険だと気づいている言論人もいるが少数派だろう。

福田ますみ氏が著した本でポリコレの正体が初めて体系的に明らかにされた。先の記事で百田尚樹・有本香チャネルでの「でっちあげ〜」について書いたが、肝心の「ポリコレの話」は有料になっている。

我那覇真子チャネルで福田ますみ氏にインタビューした動画が無料で視聴できる。

トランスジェンダーの水泳選手

🔹性自認は女性で、体は男性で、女性が好き!

🔹女子更衣室で男性器を露出!

🔹彼ではなく彼女を非難すると「性差別者」だと非難される!

この話は別の記事「LGBT」にも書いたがその本質を理解するのが難しい。少数者差別をやめようというのは正しい。それは正義であり、誰も反対できない。しかし、それが行き過ぎると逆差別になる。屁理屈のようで混乱するきらいがある。先ずは、つぎの言葉狩りの風潮の例のほうが分かりやすいかもしれない。

言葉狩り

かつて社会常識として普通に使っていたコトバが使うと憚られる(非難される)コトバになり、別のコトバに言い換えるようになった。アメリカでは1980年代に顕著になり、cultural warとかlanguage policeあるいはcultural conspiracy theory(文化的マルクス主義者の陰謀)などとして言及された。一般的にはその言葉を使うと差別だと非難、攻撃されることがある。おかしな世の中になった。

🔹Business man ⇒ Business Person
🔹Merry X'mas ⇒ Happy Holiday
🔹Black ⇒ African-American
🔹Ladies and Gentlemen ⇒ Hello Everyone

21世紀に入って科学分野でポリコレの大合唱が始まった典型が「地球温暖化」であろう。

ジェンダーgenderとか多様性diversityとかもポリコレの例であるが、それらを問題視する人は少数派ではないか? ジェンダー・フリーに賛同して何が悪い?という人が多数派かもしれない。

皇族でも佳子内親王が言及して話題になったことがある。ICU学友から感化されたのかもしれない。男らしさとか女らしさとかを否定する、悪いことだというのは昭和世代の人間には理解できない。

▶秋篠宮家次女佳子さんが発言した「ジェンダー平等」が墓穴を掘る事に….

▶︎ひとり親のママと子を応援します〜このNPOが公に言っていることに反論するのは難しい。普通は誰しもが賛成する。しかし、その裏に隠された真意を知るとポリコレの恐ろしさに気づく。BLM活動の恐ろしさと同じであるが、それを理解できる日本人は少数派である。「ママと子を応援する」といっているが、実際は「シングルマザーを応援する」という人権派弁護士の悪徳商法(虚偽DV問題あり)になっている。つまりその裏で子供と父親が犠牲になっているケースがある。加えて、NPOや人権派弁護士が「公金チューチュー」する隠れた仕組みがある。

親権を片親だけに認める悪法が国際社会では「子供を拉致している」と非難されている。心ある北村弁護士たちが法制度是正を求めており、保守系言論人(櫻井よしこ氏)たちも支持している。

これに反対しているのが例によって人権派弁護士たち(左派の反日活動家を含む)である。シングルマザーだけの権利を振りかざす(利権を守る)NPO代表の明石千衣子弁護士、稲田朋美議員、森まさこ議員たちの責任もある。