明治時代に間違った「アイヌは縄文人」という説が広まった。根拠がなく精査もされていない説で、今は科学的(遺跡、文献、考古学、地政学、遺伝子解析)に否定されており、鎌倉時代に北海道に移住してきた種族がアイヌだという説が主流になっている。
2007年「先住民族の権利に関する国連宣言」に基づいて、日本で「アイヌ民族を先住民とすることを求める決議」が衆参両院を通過した。これが間違っていることを国会議員たちは知らなかった?!
2014年「民族が共生する空間」を作ることが決まる。正式名称「民族共生象徴空間」通称「ウポポイ」が、白老町の湿地帯を埋め立てて建設された。ウポポイはアイヌ語で「みんなで歌う」という意味。総工費200億円の巨費を投じて2020年に開業した。前代未聞の豪華博物館だが、展示するアイヌの歴史遺産が乏しく、中身の貧弱な博物館になっている。
元を辿れば、アイヌを政治利用した日本社会党のアイヌ民俗闘争史観が歪めた歴史を作り上げた。アイヌ出身の萱野茂代議士が国連に陳情し、左翼活動家とつるんで仕掛けた。2019年「アイヌ新法」が成立し、ウポポイが建設された。
国連の言いなりになって、間違ったことを事実のように捏造して法制化し、巨額の税金を使うだけでなく、日本を貶めるようなプロパガンダを許すとは信じられない!国会議員たちの見識のなさに憤りを覚える。茂木誠氏の怒りに同感である。
※小野寺まさる、長尾たかし、平井宏治、百田尚樹、有本香、大高未貴ほかの言論人たちも同じ意見である。
ウポポイで歪んだ歴史を伝えることは、アイヌの人たちの誇りやアイヌを愛する心も傷つけていることに気づかないといけない。良識あるアイヌの人たちはウポポイに反対している。