定年退職後の我が人生は俗世から遠のいたぶらり旅(美しい自然と歴史を訪ねる途中下車の歩き旅)だといっても過言ではない。それがコロナ騒動で足止めされたが、これが契機となって政治・社会に目覚め、危機的な日本の状況に驚くことになった。
日本を離れ異国で生活して数年後に日本を見るとその変貌ぶり(自分の視点も変化)に驚くのと似ている。同時に自分の無知に愕然とする。
古い話になるが最初の海外駐在から。帰国した時(30年前)は、「中年の国」、「女性の国」、「チャラ男の国」、「中高生の国」、「カタカナとアルファベットの国」になっていた。「モー娘」とか「踊るポンポコリン」ってなんだ?テレビの「ガキが溢れる光景」や「お笑いばかり」の番組、オマケにいい女だと思うと男性だったり、「お立ち台」なるバカ騒ぎ……都会の真ん中にいるとビルばかりの谷間に囲まれアルファベットだらけの看板が目に付く。「ここは本当に日本の街なの?アメリカの町にいるのか?」と錯覚しそうだった。
あれから30年の年月を経た今の日本は?もちろん昭和の日本は跡形もなく消えた。谷中ぎんざといった観光地化した極々一部の通りには昭和の風情がちょっと残る。この10年間で数百ヶ所訪れた関西から東北地方のほとんどの町の風景も似たりよったりになった。
瓦屋根の木造建築が減り、都会的な住宅が増え、山間部や過疎地に行っても至る所が舗装されている。土と草と岩と根と落ち葉の道を歩くのが好きな私の感性に合わない日本が多くなった。だからこそかもしれないが、神社仏閣の裏山や中世の城跡(曲輪跡とか堀割跡など)あるいは自然が残された山里や丘陵地の山道を歩くと嬉しく、幸せ気分になる。
我歩く 故に我あり
話が逸れそうになったが、視覚に入る日本の町や風景が大きく変わった。同時に日本人も、その外観が大きく変わった。平均身長が延び、メタボ(おじさん)体型が減った気がする。私事でいえば、数年前の話だが名古屋の百貨店・VANで一番大きい既成ジャケットの肩幅が狭くて入らなかったことに驚いた。細身の若者が増え、ファッションが驚くほど進化した。服装や髪形が形も色も驚くほど多種多様になった。衣料品は安くなったが、男も女もヘアースタイルとかエステとかにお金を使い、中性化が進んだ気がする。
男か女か分からない…というのが流行りで左翼が言う"ジェンダーフリー"なのかな?「還俗」して驚いたことのひとつは、意味不明のカタカナや流行りコトバが多過ぎることである。
また話が逸れるが、カタカナ英語の女帝が小池百合子女史である。グーグル検索すると同意見の記事がたくさんあった。
差別だ、ヘイトだ、ジェンダーだとヒステリックに叫ぶ人は、リベラルつまり左翼、時として共産主義者であることが多い。弁護士や学者(東大教授)、政治屋にも多くいるのが日本の怪でもある。長年に渡るGHQ(WGIP)の影響および中国共産党の浸透工作の結果かもしれない。そう解釈しないと説明がつかない事象が多過ぎる。
【卑劣!】リベラル団体が書店に圧力=言論封殺 WiLL増刊号1月3日
Wikipedia:「リベラル(英: liberal)は、「自由な」「自由主義の」「自由主義者」などを意味する英語で、政治思想の分野では主に以下の2つの意味で使用されている。
- 自由主義(リベラリズム)の立場をとるさま。また、自由主義者(リベラリスト)。(本来の用法)
- 政治的に穏健な革新をめざす立場。1930年代以降のアメリカ合衆国から広がった用法で、社会的公正や多様性を重視する(社会)自由主義。
2017年10月06日の記事『
今さら聞けない?! 「保守」「リベラル」ってなんだ?』の説明
(朝日新聞系なので偏向に注意)【保守】憲法改正に積極的(改憲派が多い)、集団的自衛権を行使できるようにした安全保障関連法支持、改正組織犯罪処罰法(「共謀罪」法)支持、原子力発電を維持、伝統的な家族形態が大事(選択的夫婦別姓に反対)、首相の靖国神社公式参拝に賛成
【リベラル】憲法改正に消極的(護憲派が多い)、安全保障関連法は憲法違反として反対、「共謀罪」法に反対、原発ゼロを主張、夫婦別姓に賛成、首相の靖国神社公式参拝に反対
▶︎白眞勲〜全国に土葬墓地を作れと要求。反日議員か?