6/22/2022

自存自衛の戦争

大東亜戦争開戦時に情報局発表。昭和16年12月8日11時45分大詔渙発 (たいしょうかんぱつ、天皇のお言葉)後の同日午後零時20分帝国政府声明文が発せられた。

帝国政府声明文(抜粋)

「今回帝国は東南アジア地域に武力侵攻せざるを得なくなったが、それは決して東南アジア住民に対して敵意を持つからではない。ただ、米英から東南アジア住民に加えられてきた暴政を排除し、東南アジアを白人によって植民地化される前の、明白なる本来あるべき姿へ戻し、共に協力して繁栄することを願うからである。大日本帝国は東南アジアの住民たちがこの戦争目的を了解し、東亜に新たなる政治経済の構築を目指し、共に行動することを疑わない。」

▶︎アジアを解放した大東亜戦争〜著者は自論に賛同しない言論人(石原慎太郎氏や櫻井よしこ氏)を一方的に非難している。こういう人を極右というのだろうか?極左と同じ論法で話す人のようで、その話を鵜呑みにはできない。「著者がいう"科学的歴史"は、著者の好き嫌いや偏見で決まる」と指摘する読者もいる。

▶︎大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった―帝国政府声明の発掘

数ある読者コメントの中で祀賢佑氏のコメントが公平かつ的確である。帝国政府声明文の「アジア解放」や「大東亜圏建設」は建前であり、本来の止むにやまれぬ戦争目的は「自存自衛」「石油確保」である。昭和天皇も謙虚にそう仰った。

欧米列強によるアジアの国々の植民地化は事実であり、大東亜戦争の結果としてアジアが開放されることになったのも事実である。「日本が解放した」というのは言い過ぎだが、インド、ビルマ、インドネシアなどの独立を手助けしたのは事実である。❌日本が全て悪かった、❌侵略したなどという自虐史観に囚われることはない。つぎの読者コメントも参考になる。

「昭和の末期、松下幸之助氏は『昭和20年は敗戦の年ではない。”終戦”の年である。敗戦とは、日本人の精神が崩壊してしまった今の時代を言うのだ。』と嘆いておられた。その理由が、この本を読んで初めて分かった。歴史学者や教育者は、戦後半世紀以上をかけて、わが祖国を「ロクでもない国だ」と教え込んできた。 政治の責任もある。自民党は、金と女と議員バッジには興味があるが、イデオロギー(闘争)には全く無関心の平和ボケだ。」

▶︎日本人を赤く染めた共産党と日教組の歴史観を糾す: ガラクタ・ポンコツの思想