8/17/2020

上を向いて歩こう 1962


若い世代の喜びと悲しみ、愛と希望を坂本九のヒット曲にのせて、豪華日活純愛スタア総出演で描く最高の青春超大作。

出演

河西九=坂本九 友田良二=浜田光夫 松本健=高橋英樹 永井紀子=吉永小百合/永井徳三=芦田伸介 永井光子=渡辺トモコ 若林=平田大三郎 ジェシー・牧=梅野泰靖 久米刑事=嵯峨善兵 正一郎=清水将夫/ダニー飯田とパラダイス・キング 石田智 長谷川哲夫 高田敏江ほか 劇団ひまわり 劇団若草

監督 舛田利雄

脚本 山田信夫  台詞協力=永六輔

音楽 中村八大 主題歌「上を向いて歩こう」
挿入歌「あの娘の名前はなんてんかな」
作詞 永六輔 作曲 中村八大 唄 坂本九

撮影/山崎善弘 照明/大西美津男 録音/沼倉範夫 美術/木村威夫 編集/辻井正則 助監督/河辺和夫

あらすじ

少年鑑別所を脱走した河西九(坂本九)とドラムのスティックを持った友田良二(浜田光夫)は、手をとりあって必死に逃げていた。監視員に追われた二人は、走って来るオート三輪に飛び乗った。運転していた永井(芦田伸介)は、二人のことを知りながら黙って病院へ連れていった。

翌朝、病院に少年係の刑事が来ることを知り、二人は永井の娘・紀子(吉永小百合)のとめるのも聞かず泡を喰って逃げた。しかし九は足を痛めて逃げられず、二人は泣く泣く別れた。

良二は、ジャズ喫茶に現われた。昔、ここのドラマー牧(梅野泰靖)に教わったことがある彼は、ドラマーになりたかった。しかし牧は、ヒロポン中毒になっていた。一文無しの良二が放り出されようとしたとき、三輪車にぶつかった傷で永井をゆすろうといい出した男がいた。この喫茶店の用心棒で、兄貴株の松本健(高橋英樹)だ。

永井は、 鑑別所を出た少年たちを自分の家へ引き取って運送店をやらせ、立派に更生させていた。健もかつてここにいたのだ。その永井の家に九は引き取られ、更生の一歩を踏み出していた。彼は元気に働き、紀子の妹で小児マヒの光子(渡辺トモコ)とも仲良くなった。九の顔に明るい光があふれてきた。良二も、やっとバンドボーイになることができた。人が帰ったあとの舞台でドラムを叩く良二の顔に、生きる喜びが満ちていた。

妾の子として生まれた兄貴株の健は、父に愛を受け入れられず家を飛び出したが、立派な人間になろうと密かに大学入試の勉強を続けていた。健、九、良二、愛に飢え孤独な彼らも、幸せを求めて必死に生きていたが…。

製作国:日本 製作:日活

配給:日活 製作年:1962 公開年月日:1962/3/4 上映時間ほか:カラー/92分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2503m © 1962 日活株式会社

ロケ地

【東京都】中央区(勝鬨橋、晴海埠頭)/文京区(東京大学校庭)/台東区(上野駅)