- 22:39 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/UEi0MfD via @mainichijpnews
- 22:41 「我々は夢を見ることを恐れてはなりません。そして我々の足取りを、『効率』や『便宜』という名前を持つ災厄の犬たちに追いつかせてはなりません。我々は力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならないのです。」 村上春樹スピーチより
- 22:47 「原子力発電所は核施設だという認識と危機感を持たないといけない」と村上春樹はいう。その通りなのだが一般人は広島の原爆と原子力発電所は別だと思わされてきたのではないか。英語ではNuclear Power Plant …原子力ではなく「核力」だ。
- 22:49 「核発電所」という名称にすれば地元住民や国民の反発、「核」に対する拒否感が増強されると考えて「原子力発電所」という名称にしたのではないかと勘ぐりたくなる。ましてや「核施設」などと呼びたくないのは原子力推進派の人たちの思いだろう。
- 22:51 原発に反対する人たちを、「電気がなくなってもいいのか」と恫喝し、「非現実的な夢想家」たちだと批判してきた。村上春樹は「非現実的な夢想家」であることに勇気を持たなければいけないと訴えている。
- 22:54 被曝国民は「核にノー」といい続けなければいけないとも訴える。原爆の核と原子力発電所の核は同じものだという認識を持たねばいけない。それを忘れて原子力の平和利用ということを大義名分にして世界第三の原発保有国になった日本・・・日本人はどこで道を誤ってしまったのか?何がそうしたのか?
- 22:57 原因は「効率」の追求だ、と村上春樹は断言している。便宜と効率の行過ぎた追求が災厄の原因だという。いま我々は、経済発展の原動力の一つであった「効率」を考え直すときにきている。効率よりも効果を追求する姿勢が問われている。
- 23:02 原発への反発が増大し、原子力政策の全面見直しを要求されているが、原発と原子力の平和利用推進を混同してはならないことも事実だ。原子力…「核」や「放射線」の力が平和利用に役立っていることも事実だ。医療現場ではこれからも放射線治療が続けられる。
- 23:04 日本の原子力技術者3万5千人・・・原子力の平和利用を真剣に考え、平和に安全に管理、制御する技術開発で世界に貢献する道を開いていくことだろう。