June 28, 2010

27 Jun 2010 今日の呟き

  • 00:01  多くの携帯でLinuxが使われるようになったが、家電製品では事実上の標準として使われている。Sony製品ではほとんどがLinuxだという。
  • 00:05  Linuxが公表されて18年になる。スウェーデン系フィンランド人リーナスが大学生のときに自分が使うために開発したものがネット上で公開され、自然発生的にネットを通じて普及したものだ。オープンソースの奔りだった。
  • 00:09  リーナスはパソコン用に作ったがその後のインターネットの発展に伴い、サーバやルータ用のOSとして多く使われるようになった。90年代末には家電製品にも使われるようになった。リーナス自身は予想もしていなかった。「冷蔵庫にLinuxが使われているという記事を読んでびっくりした。」
  • 00:14  「当時はパソコン以外のものをLinuxで動かすなんて夢にも思わなかったからワクワクしました。こういう予想外のことが起こるのがLinuxの面白さなんです」とリーナスは感激した。いまや携帯からデジカメも音楽プレイヤーもテレビもLinuxが動かしている。
  • 00:20  一般の人が気づかないところでLinuxが急速に普及している。なぜ爆発的に普及したのか?ひとつは、Linuxがインターネット上で公開されており、誰でも無料でダウンロードして使える。既存のOSでは企業秘密とされてきたソースコードがすべて公開されている。
  • 00:23  そして「自由」に改良できるという特徴がある。ただし、「改良した設計図は公開しなければならない」(GNUライセンス条項) このことがLinuxの進化を可能にしたことはよく知られていることである。
  • 00:26  世界中のプログラマーは無料で設計図を手に入れ、自由に改良した上でその成果をすべて公開した。Linuxがフリーであることが個人のみならず企業の参加も促し、Linuxをさらなる飛躍に導いた。
  • 00:30  「企業がオープンソースに係わることは絶対に必要だと私は考えている。というのも商業的に成功するためだけではなく、技術的に優れたものを作れるからです。」
  • 00:33  「ビジネスの人が興味を持っていることは技術者の興味とは異なります。長期的にはビジネスが加わることでものすごく大事な要素が組み込まれることになり、オープンソースはより優れより充実しより役に立つソフトウェアになるんです。」
  • 00:43  さまざまな知恵を取り込む・・・「Linuxのように幅広い環境で開発をすると結果は違ってくる。自分だけでよいと思った方向に向かって開発するよりもずっと良い結果が待っている。数百、数千という大勢の人が様々なことを試すほうが良いものができる。
  • 00:46  違った方向から取り組むほうが有益な場合がある。開発者たちはお互い同じ問題に取り組んでいることに気づかなかったりする。サーバで使い始めた当時はひたすら多くのCPUで高い性能を出そうとしていた。
  • 00:48  同じ頃、携帯機器にLinuxを乗せようとする人々は消費電力を少なくしようと省エネに取り組んでいた。その後サーバ分野で消費電力が大問題になってくると、もともとは携帯機器向けだった省エネのさまざまな工夫が大いに活用されたんです。
  • 00:50  同じ解決策を必要としているのにお互い気づかないときってよくあるんです。そんな時、相乗効果が起こせるのがオープンソースのLinuxの強みなんです。
  • 00:55  Linuxの進化と普及を促進したもうひとつの理由は「コミュニティ」である。多くの開発者たちはまったく別の会社に勤めながら同じLinuxを開発している。所属するのがライバル会社同士でも、ことLinuxの開発に関しては互いに力を合わせている。
  • 00:59  こうした開発者たちのつながりはコミュニティと呼ばれ、数千人の開発者たちが属している。かれらが一堂に会するのはLinux会議のときだけである。ふだんコミュニティのメンバーはメール配信システム「メーリングリスト」を使ってLinux開発を進めている。
  • 01:04  コミュニティはLinuxの使用目的によってさらに小さなコミュニティに分かれている。都内にある半導体メーカのエンジニアはCPUをLinuxに対応させるための開発をしている。と同時にLinuxコミュニティのメンバでもある。
  • 01:07  彼は世界中に散らばるコミュニティのメンバーとLinuxに関する新たな提案や質問メールをやり取りしている。その数一日1000通以上。本来業務の傍ら、これらのメールを呼んで互いに助け合っている。これほど活発なやり取りがコミュニティ内で行われている。
  • 01:09  「Linuxの世界は専門分野が非常に細分化しています。私は組み込み機器には詳しいですが、メモリー管理という別の畑の問題が出てきたらそちらの専門家に聞かなければ分かりません。問題が発生したとき、誰に聞けばいいかを把握していることこそ肝心なのです。」
  • 01:14  コミュニティの力により日々進化を続けている・・・「Linuxのプログラムの一行一行までを理解している私を含め誰もいません。複雑なものを開発するときにはだれか一人が高みに立って設計するのではなく、より有機的なやり方をするべきなんです。どちらかといえば進化モデルに近いでしょう。
  • 01:16  数千人の開発者たちはそれぞれ違ったことをしています。うまくいくものがあれば全くダメなものもあるでしょう。私の役割はうまくいったものを見つけ出し、それをひとつに纏め上げていくことです。
  • 01:19  たくさんの生き物が様々なやり方を試し、うまくいったものだけが様々な進化を果たして生き残る。Linuxはまさに生命進化そのものです。いまもだれかが未来を生み出しています。つぎのブレイクスルーをもたらすのは誰なのか、わかりません。
  • 01:21  次のブレイクスルーを成し遂げるのが誰であろうと、きっとLinuxを使っていることでしょう。なぜならLinuxがオープンな存在だから未来を作り上げるのに最適なのです。」
  • 01:24  米国の会社の役員は、仕事の中では95%コミュニケーションしかとっていないという話がある。それくらい大勢で仕事をするときにはコミュニケーションのやり方が重要だということだ。Linuxに関してはインターネットというツールが出てきたときに、それを使って大勢で開発に係わった。
  • 01:28  それが奇跡的にうまくいった例と言える。パソコン・インターネットが普及し始めたのは1995年からだが、それが出現する10年以上前からあったUsenetやNewsGroupの果たした役割は大きい。新しいツールをいち早く活用することが重要だという例でもある。
  • 02:22  26 Jun 2010 今日の呟き http://bit.ly/dctg6A #sigmasns
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