Isabella Lucy Bird, 1831年(天保2年)10月15日 - 1904 ...
鋭い観察力で日本の実相を記録した希代の旅行家
2020/03/30 — 『日本奥地紀行』の著者として知られるイザベラ・バード。制約の多い中、彼女は日本滞在の7カ月で4500キロ以上を旅した。その目的は当時の日本を記録すること、そしてキリスト教普及の可能性を探ることであった。
1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京―函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。(講談社学術文庫)
大旅行家の冷徹な目が捉えた維新直後の日本明治11年に行われた欧米人初の東京-北海道間内陸踏破の記録で、随所に日本の文化・自然等への鋭い観察眼が光る。新訳により原典初版本を完訳。挿画も全点掲載
内容(「BOOK」データベースより) 一八七八年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京‐函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イザベラ・ビショップ。1831~1904。
イギリスの女流旅行作家。イギリス王立地理学会特別会員。1881年、結婚によりビショップと改姓。世界の広範な地域を旅行し、その旅行記はどれも高い評価を得ている。