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11/15/2019

ユダヤ人渡来説(日ユ同祖論)

昨夜、旅の記録を整理するために関連情報をネットで調べている時に、「ユダヤ人渡来説」に捕らわれた。最初に目にしたのがYouTube動画「相撲は、古代ユダヤの神事だった‼」だが、これから芋づる式に「日ユ同祖論」関係の様々なネット情報に触れることになった。

🎦相撲は古代イスラエルの神事
🎦秦氏ユダヤ人は日本に同化した
🎦日本とユダヤの不思議な関係
🎦淡路菰江古代ユダヤ遺跡

「古代日本ユダヤ人渡来説」が5回にわたってテレビ放映され、その解説を担当したのが久保有政という人だが、彼が言っていることはもともとはユダヤ人 ラビ・マーヴィン・トケイヤーの書籍に書かれていることである。

これらの書籍が出版されてから、とくに2010年以降「日ユ同祖論」関係の本がたくさん出るようになった。Amazonだけでも検索すると43冊表示された。

それにしても「日ユ同祖論」という言葉は聞きなれない。日韓同祖とか日中同祖という言い方はしないのにどうして日本とユダヤの祖先が同じだというような言い方をするのか。有史以前からの長い歴史の中で、アフリカ大陸~ユーラシア大陸を東へ東へと人類が広がり、海を渡って日本列島に移住した様々な民族が存在したことは事実であろう。その中でユダヤ人も日本に住み着いたというのは否定できない。日本のあちこちに存在する天狗伝説や舞楽の能面がユダヤ人を示唆しているという話は昔から聞いている。

日本という国が形作られた古墳時代~飛鳥時代に、朝鮮半島や中国からの渡来人がたくさんやってきて、時の政権の国造りの手助けをしたというのも史実だろう。代表的なのが漢氏(あやうじ)と秦氏である。この時期に中国、朝鮮から来た人たちを渡来人とよぶが、同祖とはいわない。日ユ同祖という言い方は誤解を招く言い方で、間違っていると思う。古代ユダヤ人がシルクロードほかの道を経て東進し、日本列島にやってきた渡来人だというのは正しいと思う。

※大陸や朝鮮半島からの渡来人が漢民族とか朝鮮族だったとは限らない。秦氏はユダヤ人だったと伝えられ、その子孫だと言う日本人が実在する。

このユダヤ渡来人の影響を受けて、今日の日本にいろんなユダヤ文化との類似点があるという説は面白い。天狗伝説、京都の祇園祭、諏訪の御柱祭、カタカナとヘブライ語、神事である相撲など、様々な類似点が指摘されている。

イスラエル駐日大使のエリ・コーヘン氏は、「日本に来て、その文化や習慣がイスラエルと極めて似ていることに驚きました」と語り、いくつかの例を挙げている。※コーヘンはモーゼの兄?ユダヤ人の苗字は男系男子が受け継ぐ。天皇家と同じ。
(つづく)

テレビ放映された古代ユダヤ人渡来説

📽1. 日本語の中のヘブライ語他
📽2. 祇園祭他
📽3. 天狗の正体
📽4. 諏訪大社のイサクの祭
📽5. 相撲のルーツ

関連動画

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参考資料

Amazon「日ユ同祖論」
聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史―失われた10部族の謎 (Natura‐eye Mysteria) 単行本 – 1999/1/1
Wikipedia 日ユ同祖論(日猶同祖論、にちゆどうそろん)
日本人は古代イスラエル人の子孫!?(2018/08/14)
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この記事を書いた記者は"日ユ同祖論はオカルト"だと決めつけ、エッセイ本「神社めぐりをしていたらエルサレムに立っていた」と著者 鶴田真由さんを貶すような書き方をしている。日ユの歴史、伝統文化、言葉に類似点があることに興味を抱いて旅をし、感じたことを書いただけなのに、それを否定しバカにするような見方をする記者は多分"アッチ系"なのだろう。
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