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4/29/2021

緊急:…まもなく閉鎖されます

 昨夜、たまたまGmailを開いたら「緊急:お客様のGoogle Workspaceアカウントはまもなく閉鎖されます」という題名のメールが目に飛び込んできた。「過去365日間ご利用がないため、停止させていただきました」4月30日までに管理者コンソールにログインしないと、アカウントを閉鎖、データを削除するという。

昨年の米国サーバのハッカー事件、クレジットカード漏洩以後、カードは新規発行したがサーバの修復を怠り、所有ドメインも復興が面倒で放置してきた。ほかのWeb関連もすべて放置し、メールさえほとんど見ない。そのつけで種々の不具合が発生している。サーバに保存していた過去の知的財産をすべて紛失した状態である。

Google Workspaceにアカウントがあることなど初耳の気がした。調べていくと少しずつ思い出した。もとは、Google Appsだった!これが発表されたときに、なんと気前のいいサービスだと思って登録した。早期ユーザの特典もあって、当時50を超えるアプリを無料で使え、組織人数も100人まで無料(ドライブ容量は5TB)だった。マイクロソフトOffice(Word, Excel, Powerpoint)は不要になり、無料でサイトを簡単に一分で開設できた。

自営SNS(mixiクローン)もApps(G Suite)も運営しなくなって久しい。一度死んだようなものだから仕方がない。ある意味死後どうなるかを実体験しているようなものだ。

Google Workspaceとは

クラウド型グループウェアといっている。グループウェアというコトバ自体古い(20年以上前の)アプリケーションを思い出す。命名がAmazon Workspacesと紛らわしいので、Google Groupwareでも良かったと思うが。それはさておき、私にとってはGoogleAppsが原点である。その後、有料ビジネス版として GoogleApps for Business が提供されたのは知っている。G Suiteは名前しか知らない。GoogleAppsだと言われれば、ああそうなんだと分かる。

2020年10月 G Suiteを改名してWorkspaceにしたということである。詳細はウィキペディアに書いてある。その一部を引用する。

これには、Gmail、Google ドライブ、Google ハングアウト、Google カレンダーおよびGoogle ドキュメントなどの一般的によく使用されているGoogleのウェブアプリケーションが含まれている。(中略)企業ドメイン (@yourcompany.com) を使用した法人向け電子メールアドレス、30GB以上の文書/電子メール用容量、および24時間年中無休対応の電話および電子メールによるサポートなどの企業向け機能が追加されている。(中略)Googleによると、2014年時点で世界で500万社を超える企業がG Suite(当時)を使用しており、この中にはフォーチュン500企業の60パーセントが含まれるという。

sigmatown.com

これがGoogleAppsように用意した企業ドメイン名である。本来は公式企業名でないとだめだが、βテストユーザの特例で個人名で登録できた。大学同期会メンバーが使えるようにメールアカウントを用意したが使いこなせるメンバーは少なかった。自営SNSがその役目(初期SNS学習)を終え、facebookやtwitterが一般人に普及するとともに、組織向けGoogleAppsの試用も終わった。

しかし、sigmatown.comはそのまま有効で、いつの間にかGoogleApps for Buisiness, G Suite for Business, そしてGoogle Workspaceと呼び方が変わってきたといことを知った。Webホスティング・ドメイン管理を放置しているので、ドメイン名も無効になったままであるが、Google側は関知しないため、Workspaceは有効になっている。



GoogleAppsではなく、個人用gmailで手軽に使えるGoogle Sitesを思い出して5年ぶりくらいにアクセスしたら、これも新しくなっていた。「最初のサイトをつくる」という画面が表示され、過去のサイトは消えたか!と思ったが「以前のサイト」というメニューがありホッと胸をなでおろした。…が、今後も使うの?