2/27/2010

26 Feb 2010 今日の呟き

  • 10:05  この世には変えられることと変えられないことがある。人は変えられないことで悩むものだ。
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2/01/2010

31 Jan 2010 今日の呟き

  • 03:56  30 Jan 2010 今日の呟き http://bit.ly/cyCrUZ #sigmasns
  • 16:58  かつて日本の営業・SEやコンサルタントたちのパワポ症候群に驚いた。パワポを使ってプレゼンすることばかりで、伝えたいことを文章に書く能力が退化した症候である。自分で考え、書いて、伝えるという基本的な言語能力が退化した・・・と私の目に映った。SNSでも書いた。 #sigmasns
  • 17:01  奇しくも昨夜のNHK番組で日本人の言語力について特集していた。「日本の良さを伝えてください」と街行く人たちに尋ねても、だれもが「難しい」といって話すことができない。なんという日本人の現実なのだろうと心配になった。
  • 17:05  ある企業の優秀な新人が議事録をまとめて書くことができない現実も紹介していた。40分経っても一言も書けない!その原因は「携帯メール文化にある」という指摘だった。携帯メールでは思ったことをそのまま書いていく。画面が小さいので全体の文章の構成や脈絡を吟味できない。
  • 17:08  ただ思ったことを短い文で吐き出していく。深く考えてそれを整理することをしない。思考、知識、感性を総合して伝えたいことを言語化することが出きないのだという。小中高生も同じだ。
  • 17:15  こんな例を紹介していた。幼児が「ジュース」という。「ジュースがどうしたの?」と聞くと、「飲みたい」という。「どうして?」と聞くと、「喉が乾いたから」という。「喉が乾いてジュースを飲みたい」ときも、その状況や理由を説明出きず、子供は「ジュース」としか言わない。
  • 17:19  他の人から質問されることで考えが整理されていく。もともと人間は言いたいことがバラバラにしか浮かんでこない。対話の経験を積み重ねることで、人間は考えを整理して、それを話したり書いたりする言語力がついてくる。
  • 17:23  ところが日本では「阿吽の呼吸」という言葉があるようにお互いの気持や考えを察しあう文化が長い歴史の中で培われてきた。直接意見を主張するのではなく遠まわしに言って察してもらう習性が多くの日本人にある。こういう土壌の中では言語力はさほど必要とされず育たなかったのではないか。
  • 17:27  さらに日本の教育現場では「記憶」することが中心で、試験も答えを○×やマークシートにつける方式で、自分の意見や考えを整理して伝える教育が少なくなったことも言語力の弱さになっているのではないか。
  • 17:32  教育やビジネスの現場だけでなくスポーツの世界でも言語力の強化が課題になっていると番組は伝えていた。日本サッカー協会が4年前の一次リーグ敗退に終わったドイツW杯の敗因を分析した報告書で、「選手たちが試合中に自分の意志を伝えることが下手だった」という言語力の問題が指摘されている。
  • 17:36  日本人は、言語力を高めるための「対話」(Dialogue)の訓練を受けていない・・・と私はよくいっている。セミナーや研修でも、誰かが発表した後すぐに質問する人はほとんどいない。質問が出きないのである。質問なくして対話は成り立たない。
  • 17:38  どんな内容の研修であれ、前もって対話力・質問力強化の犬種をやっておくべきだといっている。私が海外の人たちから、そしてアメリカの学校に通った子どもたちから学んだ教訓でもある。
  • 17:44  こんなことをつぶやきたのは、Retweetした @elico_k @TokikoKato さんのつぶやきがあったからである。誰もが気軽に公に発言できるというTwitterの利便性は誰もが認めることだろう。思ったことを小出しに書けるから、楽である。
  • 17:47  しかし、思考・知識・感性を整理して伝える訓練には役立たず、一過性の言葉しか書けないかも知れない。先につぶやいた携帯メール文化の弊害と同じような影響を与えるのではないかと思った。
  • 17:50  ただ、Twitterでは文字数に制限があるといっても140文字も使えるから、その範囲内で文章をつなげていくことはできる。一文としては十分な長さがある。だから私は思いついたことを140字以内でどんどん書いて、書きながら考えを整理して、ブログなどの下書きに利用できると思っている。
  • 17:54  SNSで書く日記や掲示板でも同じである。それを、携帯メールあるいは2チャンネルでの書き込みのように一行くらいしか書かないと、言語力の退化に結びつくのではないかと思った。退化素るとまで言わなくても、言語力を開発する訓練にはならないということだ。 #sigmasns
  • 18:00  すでにサッカー選手たちも「問答ゲーム」という「質問する・伝える」能力を強化する訓練を受けているとNHKの番組で紹介していた。あうん文化に育った団塊世代の人たちが持つ技術・技能を若い世代に伝えるために言語力が必要だと認識されている。
  • 18:14  言葉を使い、文章をまとめ、発表する能力に自信を持つ生徒を育てることを疎かにしているのが日本の教育現場の実態ではないか。そうした訓練を受けず、長じても携帯メール文化に浸かり、質問し対話することが不得手な人が多い日本の将来に不安を覚えるといったら言い過ぎだろうか? #sigmasns
  • 18:21  NHK番組では「脅威の言語力」と銘打ってドイツの教育を紹介していた。学長はいう。言葉を使い文章をまとめ発表する能力を身につけ、「自分はできる」という強い自信を持つことで、人格形成にも大きな効果がある。記憶を中心とした知識教育ではなく、人間教育がなされているということだろう。
  • 18:29  オシム語録・・・「日本ではそもそも対話というものが欠けています。サッカーだけではなく生活すべてにおいてです。教育に問題があるのかもしれませんが、誰もが自分の考えを言葉にすることを恐れています。いい例がミーティングです。監督が一方的に話し、選手はそれを聞いているだけです」
  • 18:34  オシム(2)・・・「日本人が"日本人らしさ"を追求しないことに私は疑問を感じていました。他の国と比べてばかりですぐに真似しようとする。しかしそれではいけないのです。追いついたと思ったときには、その国はもう一歩先を行っている。追い越すつもりでなければ追いつくことなど出きないのです。
  • 18:39  「自分の意見を発言することを恐れるな」 そして「日本人らしさを追求しろ」というのがオシム監督の言いたいことである。一見矛盾するようだが、日本人は阿吽の呼吸で培った「察する能力」があり、「気遣いの心」がある。これを以て意見を伝えれば人は感じ理解し動く・・・ということだろう。
  • 18:45  これを実践して国際部隊で活躍しているのが、本田圭佑選手である。「我を出さないといけない」といい、その一方でチームメイトに対する「心配りが大事だ」といっている。和魂洋才の心得を実践しているということだろう。
  • 19:09  もうひとつ書くのを忘れていた。NHK番組にゲスト出演していたアートディレクターの佐藤可士和さんだ。楽天やユニクロのシンボルマークのデザイナーで企業のイメージ戦略を企画立案されている。デザインでメッセージを伝える仕事だから言語力はあまり必要でないと思われるが、実は非常に重要なのだ。
  • 19:12  佐藤さんはいう。「出来上がっていないイメージ、意識をクライアントと共有するためには言語力が欠かせない。言葉の選び方ひとつでイメージが変わってくるので、言葉は非常に需要だと日々痛感している」
  • 19:16  グローバル化が進んで、インターネットのお蔭で情報が爆発的に増えたため、価値観が非常に多様化して共有できなくなっている。そのときに自分の考えていること、相手の考えていることを理解するためには、言葉できちんと説明していかないといけない。
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